THE BEST PENNY LANE 価格: 3,800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:12 数多の拓郎ベスト盤の中でとりあえずOKでは。 入門編としても昔からのファンとしてかけてみるとしても、ね。
あれがない、これもないって言っても何せ29年間のオール・タイム・ベストなんだから。
そして拓郎なんだから、聴いていて心地良いでしょ。セルフ・カバーも入ってるし。もっと聴きたくなったらオリジナル・CDを棚から出してかけましょう。
オール・タイムのベストなら、各アルバムから1曲ずつの選曲でもおもしろかったのでは。(それも難しいけど・・・)満点にできないのは、やはりタイトルのせいです。 |
’90 日本武道館コンサート [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 「おめでとう!」の声で始まる新春のコンサート。
ギターとサックスのシンプルな構成のバンド演奏は大人びた印象です。
舞台照明も曲の構成にあわせ、凝った演出となっています。
拓郎はいつのときもギターの師匠でした。
フォークギターなるものを手にしたのも
カーターファミリーのピッキングを練習したのも
すべて拓郎の楽曲でした。
特に「今日まで」はベストテイクでしょう。
相変わらずカッコイイ弾き語りを聞かせてくれる
吉田拓郎に感謝です。 |
LIVE’73 価格: 2,310円 レビュー評価:5.0 レビュー数:22 シャウトというよりは絶叫という言葉がふさわしい、叩きつけるような乱暴な歌い方なのに、
かすれて消え入るようなことはけっしてない、この上なくワイルドにして、儚いほどに繊細で
しなやか・・・そんな唯一無二の色っぽい唄声はもう帰ってこないのでしょうか。
拓郎の歌もさることながら、豪華アーティストたちによるバックの演奏もシビレさせてくれます。
いくつものライブ盤に収められ、知名度ではもしかするとナンバーワンになってしまった感のある「落陽」も、このアルバムでの出来をしのぐものはないでしょう。
何度聴き返しても背筋がぞくぞくしちゃう名盤中の名盤 |
|
|
|
吉田拓郎LIVE~全部だきしめて~ [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 1999年のツアーを収録したDVDであるから、まだ瀬尾バンドをバックしたビッグサウンドに到達する前の拓郎であるが、当時はキンキとのテレビに出まくっていた頃でもあり、また肺がんを煩う前の拓郎でもあり、乗りに乗っている感がよく出たDVDである。ライブ盤であって、音質、映像ともにそれほど良くはないが、それがかえってライブの楽しい雰囲気を盛り上げているのかもしれない。こういうDVDを見ると、やはり拓郎はフォークの人間ではなく、ロックやR&Bのミュージシャンなのだなと改めて認識する。タイトルの「全部だきしめて」はDVDの最後に収められた作品であるが、楽しさがいっぱいである。気軽に聞けるコンサートとして |
’85 ONE LAST NIGHT in つま恋 [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 ドラマチックな過去2回のコンサートとの違いはやはり最後の「明日に向かって」の
ラスト1曲にこめたメッセージだろうと思います。
偉大な足跡を「友」や「箱舟」になぞらえ、別れを祝うコンサートにしたかった
のではないかなぁ、なんて想像しています。
この曲をシングルで聞いた時は、何の歌なのか、さっぱり分からなかったのですが、
たとえばこの時のために書き下ろした曲なのではないかと解釈すれば歌詞の意味と、
演奏中の拓郎さんの表情も理解ができるような気がします。
今思えば、これからやって来る「冬の時代」への覚悟を決めたのだ |
感度良好ナイト LIVE in 武道館 [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:3.0 レビュー数:3 West Coastのバンドをバックに、円熟期の吉田拓郎がピークとも感じ取れるパーフォーマンスを見せる貴重なDVDである。ただ、不満を言えば、ライブ収録盤であるにもかかわらず拓郎のトークがまったく収録されていないこと。吉田拓郎の魅力はその音楽だけではなく、人間性溢れるトークでもある。曲数の少なさと、トークが未収録ということで、星を一つ省かせていただいた。 |
|
|
|